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新しい一歩を踏み出すときのネガティブな足枷を外す方法とは?

ドイツで10万部超のベストセラー!新しい一歩を踏み出すとき、心の中で「絶対に無理だよ」「私には向いていないんだ」などと、足を引っ張る声が聞こえることがあります。この心の声(マインドファック)にとらわれると、成功をつかむことができません。なぜ、私たちは自分で自分を妨害してしまうのか。どうすれば、この声から自由になることができるのか? ドイツにおけるコーチングの第一人者に学ぶ、自分に惑わされない方法。

特定のテーマが起因となるマインドファック

特定のテーマが出てくるとマインドファックに陥るという人たちもいます。たとえばテーマがお金やキャリアのことになると、いつも自分を妨害してしまう人。彼らの心の深いところで、「自分には成功する値打ちなんてない」と思い込んでいるのです。私は心の中の境界線についても、もっと徹底的に調べ、その構造や、自分を妨害するときにどんな言葉が使われるのかを知りたい、と考えました。可能性へ通じる扉を「あってはならない」「うまくいかない」「現実的じゃない」などの思考や言葉で閉ざしてしまうバリアがどこにあるのか、見きわめたいと思ったのです。

心のバリアを築く思い込みの一つは根をしっかりとはった、「信念体系」。自分は成功に値しないと思っている人には、前提となる考え方が無数に存在します。「成功など偶然に過ぎない」「いいコネがあるかどうかだ」「成功は悪党である証拠」などと考え、思い込む人の背後にはたくさんの確信やっ前提が潜んでいます。思い込みの邪魔な枝葉を、一本ずつ丁寧に切り落としていく地道な作業が自分を縛るマインドファックと決別する道だ。

7種類のマインドファック

自己妨害的思考には、独自の理論を持つ7つの基本パターンがあることに気づきました。これらのパターンが形成した、自分自身、他人、人生についての「思い込み」が、私たちの内なる「指針」となります。私たちは、痛みや不安を避けるためにその指針に従います。心の中の番人は、この7つのパターンに従うよう、私たちに言い聞かせます。

  1. 破滅型マインドファック:自分を不安にさせる
  2. 自己否定型マインドファック:自分より他人のことを優先させる
  3. 強制型マインドファック:自分や周囲の人に圧力を加える
  4. 評価型マインドファック:自分や周囲の人を批判する(完全主義、知ったかぶり、愚痴っぽさもこれに含まれる)
  5. ルール型マインドファック:厳格で独断的、時代遅れのルールを守らせる
  6. 不信型マインドファック:自分や周囲の人を常に疑う
  7. 過剰モチベーション型マインドファック:極端なポジティブ思考に駆り立てる

この7つが一緒になってひとつの思考世界を形成し、それが心の自己妨害の原因となる。それさえわかればマインドファックに対抗することができます。マインドファックは連動することもあり厄介です。時間的なプレッシャーがかかる中マインドファックが連動しておきた場合を見ていきましょう。

ペーターは午後までに大事な計画書を完成させなければなりません。「うわっ、もうこんな時間だ。まだやることがたくさんあるのに!すべてやり遂げるのは絶対無理だ(愚痴)!できなかったら上司に殺されるな。そうなったら、給料アップのチャンスもなしだ(破滅)。さあ、ペーター、立ち上がれ、今がんばらなければ、本当にひどいことになるぞ(強制)。お前はいつだってやり遂げてきたじゃないか(過剰モチベーション)。でも、ひどく疲れて精も根も尽き果てている。もうできない(愚痴)。バカな同僚たちの提案書の方が上出来だったら、俺はもう終わりだ‥‥(評価)」ペーターの頭の中ではこれが午後まで続きます。

僕自身、今取り組んでいることに対しマインドファックが働いたことは多々ある。それでも考えるよりも行動した方が物事はうまく回るもんだ。自分を妨害する方法は多種多様で、誤った思い込みや最善とは言えない人生戦略を次々と生み出すことを覚えておけば、うまく対峙することができるだろう。

マインドファックから自由になる方法

「内なる番人」に新たな方向を伝えることができたなら、マインドファックの原因のひとつ、「古い思考パターン」を取り除けたことになります。さらに必要なのは、子ども時代の思考に逆戻りしてしまった時の豊作です。これは、言い換えれば「外面だけでなく、内面的にも、できるだけ今の時代の大人、21正規の大人でいようとする」ということです。しかし、そんなことが簡単にできるでしょうか?マインドファックが私たちの子ども時代に由来していたり、家族を通じて社会的に伝えられてきたものであったりしたとして、新しい考え方を身につけることなど、そもそも可能なのでしょうか。心の袋小路から抜け出し、数十年来引きずっていた〝思考のゴミ〟を手放すことはできるのでしょうか。

本気で人生を変えたいのなら、自己妨害へと至る思考パターンに対処するしか方法はありません。それから、〝思考のゴミ〟がこれから先も繰り返し僕たちを過去へと引き戻そうとすることを理解する必要がある。

様々な場面で怒る自己妨害(マインドファック)何に起因するのかを学ぶことで、袋小路に陥った時にも自由になる道筋が見えてくるもの。そんな人生のブレーキを緩めるメソッドがここに。

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