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脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える|築山 節

大学を出て就職すると勉強しなくなる人が多くなるという。これからの世の中では勉強しないと身につかないが、1ヵ月ぐらい勉強すればそこそこ使えるスキルとなるものも多くある。そんな勉強をこれからしようと思う時に気になるのが勉強法。一つの勉強法として有効なものなので、是非実践して欲しい。

時間の制約

たとえば、朝八時から勉強を始めると決めておく。今は七時三〇分。三〇分間で、この作業とこの作業をやってしまおう。そういう「時間の制約」を設けて、時計をにらみながら作業をする。そうすると、適度な緊迫感や切迫感にも味方してもらえ、短時間でも十分な作業興奮を得やすくなります(刻々と時間が減っていく様子を視覚的に捉えやすい、アナログの時計や砂時計を使うとベターでしょう)。また、その後で始める勉強にしても、時間の制約がある方が 捗りやすいと思います。たとえば、朝八時から勉強を始めて、九時には家を出なければならない。制限時間は一時間。その間にここからここまで終わらせる、という風に「時間」と「量」の関係がはっきりしてくると、緊迫感や切迫感が生まれやすくなり、脳が冴えている状態を維持しやすくなります。

僕はブログの執筆、筋トレ、読書など日々の生活を30分単位で行なっている。全て30分で終えるのではなく単位として、目安としての30分だ。僕の場合、集中力が保てるのは1日にこれが4〜5回というのが限界。30分経ったら作業を一時中断してストレッチをしたりしてリフレッシュを図ります。そしてまた30分作業を行います。脳が冴えている状態を保つためには自分にあった時間の制約を設けることが大事だということです。

勉強の効率を高めたければ、生活全体を見直すことが大事。行動全てを時間で管理することで、それぞれの行動が制約を受けて緊張状態を誘発します。この緊張感や切迫感が脳を活性化させるのです。

「反復訓練」の妙

勉強には「反復訓練」が絶対的に重要です。それをこのピーク前の時間を使って、脳の覚醒度を上げる目的も兼ねて行う。勉強を始める前からの流れで言えば、 ①体を動かして脳の血流を良くする→②片付けなどの簡単な作業を行って、第一次的な作業興奮を起こす→③前日の復習など「できる勉強」を行って、脳の覚醒度をピークに向かわせる、 ということです。ピーク前の勉強を時間的にどれくらいにするかは、勉強に使える時間全体の長さにもよりますし、覚醒度の上がり方にも個人差がありますから、一概には言えません。しかし、原則としては、あまり長くはしない方が良いと思います。長くすると、どうしても単調になりますし、疲れきってしまっては、元も子もありません。飽きない程度に、疲れすぎないように、短めの「時間の制約」を設けて行うのが良い、と考えてください。たとえば、一五分、三〇分といった長さでも、短すぎることはないと思います。脳の覚醒度がピークのときにすると良い勉強は、前述のとおりです。脳がもっとも高回転している状態を利用して、新しい課題、よりチャレンジングな問題に取り組む。このときに時間の制約を設けるべきかどうかは、柔軟に考えてください。脳に緊迫感や切迫感をもたらすために大切なのは「試験を受けているような状態」をつくることですが、まったく新しい課題に取り組むときには、それがそぐわない場合があるのです。

勉強には「反復」が有効。僕の経験から言うと一度インプットした内容を1日の終わりにもう一度入力、そして、一週間以内にまた入力を行うことで記憶に定着しやすいように思います。なので①読書をする→②その日のうちに感想をブログ記事にする→③翌日以降に読書コミュニティサイトへ投稿してアウトプットを重ねて行う。これを繰り返すことで記憶への定着を狙っています。

社会人になってからの勉強法

私たちが社会に出てから身に付ける知識は、じつは勉強によって習得するものよりも、日々の仕事や生活、人間関係の中で、自然と覚えていくものの方が多いと思います。それを身に付けるためには、その話題を認識するための語彙を持っていなければいけません。たとえば、「ASEAN」「APEC」といった言葉の意味が分からないと、それが繰り返し出てくるニュースを聞いても、何を言っているのか分からなくなってしまいます。音として入力されるだけで、認識できない。聞いていないのと同じになってしまうのです。認識できない話は聞きたくないので、その言葉が出てくるニュースを無意識的に避けるようになります。そして、いつの間にか、その話題はすっかり知識の空白領域になってしまう。語彙があれば、特に努力しなくても身に付いていく知識が、ほとんどゼロになってしまうのです。そういうことを減らすために、分からない言葉はできるだけすぐに調べる習慣を持ちましょう。

語彙力をつけるには読んだ本の印象に残った部分をタイピングするだけでもだいぶ効果があります。最近のワープロは、打った単語や熟語の意味をウィンドで表示してくれる機能があるので、分からない単語はその場で意味を知ることが可能です。語彙力が増えると、表現の幅も広がるのでお勧めです。僕のブログ記事は引用が多いのですが、これは僕自身の勉強のための副産物です。

学生はもちろん、社会人になっても様々なことを勉強しなければ生きていけません。勉強の効率をアップするにはどんな方法があるのか知っているだけで、格段にその後の人生に好影響を与えます。頭が冴える勉強法で学びを深めてみませんか?

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