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死んでも床にモノを置かない。|須藤 昌子

整理整頓、ミニマルライフ関連のブログが人気の整理収納アドバイザーの著者があなたの片付かない悩みを一発解決!!いつも整理整頓された部屋の主人には一定のルールがあります。それさえ抑えれば散らからない部屋を実現できます。

手元のモノを見つめ直す

整理とは、「使っていないものを手放すこと」。そして、収納するとは、「使うものを使いやすく収めること」です。おうちには、思っていた以上にたくさんのモノが収納されています。そのモノたちを使っているか否かで仕分けしていきますが、「使っている」として、残したものは、使い勝手がいいもの、使い慣れているとか気に入ったものが多いと思います。そういったものが、「整理」の選別で、しっかりと見極められていきます。選別で残ったよく使うもの、気に入ったものの置き方で、使いやすさは決まりますし、使った後、しっかりと片づけて、元あった場所へ戻っていくかが決まります。 「どこに何を置けばよいかがわからない」と言われることが多いようにも感じますが、 いつも自分たちがどこで何をするかを考えれば、答えは出てくる のです。先日、整理収納サポートで伺ったお宅では、書斎にパソコンとプリンターがありました。にもかかわらず、プリンターの用紙は、なぜかリビングにありました。 「紙は何のために使うのか?」と尋ねると、プリンターでプリントするときに使うと言うのです。だったら、プリンターのそばに置いておきましょうとお話ししました。人に言われれば、「そうだ!」と気づくことも、「不便が当たり前」になってしまうと、移動させればいいことに気づきにくいのかもしれません。我が家では、何か置きっぱなしになっているものを発見した際は、「それが何なのか?」「どこから来たのか?」をじっとそのモノを見て考えます。そうするとだんだん、出しっぱなしになった理由が見えてきます。その理由は、たいてい、新しく買って置き場所が決まっていない、置き場所が使う場所に対して離れたところにある、片づけにくい、といったものです。 「ここで使うと動かなくていいな」とか「ここで使えると便利」と思うことに敏感になり、暮らしを工夫することが、使いやすい場所を決めるポイントになるのです。

よく出かける間際にあれ?うちの鍵どこに置いたっけ?なんてことが起こる人はキチンと整理ができていない証拠。よく使うものは置き場所を決めて、使い終わったら必ず定位置に戻す習慣をつけておくだけでこうした事態はほぼ起こらない。ごくまれに(僕の場合3年に一度ぐらい)探し物をすることがあるがそれは普段と違った行動をとったからであり、それは習慣から外れること。よく使うものこそ置き場所を決めておくと探し物は圧倒的に減ります。

脱いだものをそのままにしない

「脱いだパジャマやルームウェアは、どこに置けばいいですか?」そんな質問を受ける機会がよくあります。パジャマや出かけるまで着ていた服が、脱ぎ捨てられた状態になる、というものです。どうして脱ぎっぱなしになってしまうのかといえば、「どこに置いたらいいかわからない」からであり、「片づけるのが面倒」と感じるからです。脱ぎっぱなしになる理由は、「しまう場所が決まっていない、しまいにくいから」なのです。 そんな悩みを解決するには、「しまう場所をできるだけパジャマや部屋着を脱ぐ場所に近いところに作る」ことです。畳むことが面倒であれば、ポンと放り込むタイプのバスケットやクラフトバッグなどを使ってみると、楽に収納でき、面倒に感じることもないと思います。脱いだものをしまうことが苦にならずにできるようであれば、衣装ケースの一角をパジャマや脱いだものをしまえるようにしてしまう。すると、急にお客様が来られても、慌てずにお客様をお通しすることができます。また、少しだけ着たセーターや、一回着ただけでは洗わない衣類は、どうしていますか?もう一度着ようと思うと、椅子の背もたれやベッドの上に置いたままにしている方々も多いと思います。1つモノが散らかると、モノがモノを呼び、どんどんと散らかっていきます。すぐに洗わない洋服も、同じく収納スペースを設けてあげることで、散らかりを防ぐことができます。この場合も、収納がないと嘆く方も多いと思います。でもその際は、バスケットで構いませんので、まずは置く場所を確保することを優先に考えてみてください。すると、それが習慣化して、脱ぎっぱなしを防ぐ動作ができるようになります。

脱いだものでもう一度着るものは脱ぎっぱなしにしがち。僕の場合は部屋着をデスクの椅子にかけっぱなしにしますが、バスケットのようなモノがあればもっと見栄え良くなりますね。

リビングのものを出しっぱなしにしない

リビングは家族それぞれが、いろいろな使い方をします。音楽を聴いたり、ゲームをしたり、本を読んだり、パソコンをしたり。そのためいろいろなモノがリビングには、持ち込まれる可能性があります。音楽を聴くなら、CD。映画などを見るならDVD。どっぷり音楽にひたりたいならヘッドフォン。子どもが遊ぶためのおもちゃや絵本。そして、個人のモノが置きっぱなしになる可能性も高い場所でもあります。いろいろなモノが持ち込まれて、出しっぱなしになっているリビングを想像してみてください。ちっとも落ち着けませんし、ゆっくりと休む気持ちにもなれないですよね。使い終わったら、そのたびに元あった場所へ戻せばいいのですが、逆に使うたびにリビングへ持ち込むと、持って戻ることも面倒だと思います。だから、持ち込まれるモノを収納する場所をリビングに設けてしまうのです。そうすれば、置きっぱなしを防ぐことができるようになります。よく使うものは、個人のモノを収納する場所を設けて、よく使うものは必ず、そこへ戻る形に整えましょう。そうすることで、使うために持ち歩く必要もなければ、使った後も、リビングにモノが置きっぱなしにならないようになります。そうなれば、スムーズにやりたいことができますし、リビングはいつもきれいに、スッキリとした状態に保つことができます。

僕も基本パソコンによる作業等は自室で行うのですが、テレビを見ながら作業したい場合等は、リビングにパソコンを持ち込んで作業します。その際、スマホやヘッドホンなども一緒に持ち込むわけですが、作業が終わったらキチンと自室に戻すようにしていればリビングのダイニングテーブルの上はキチンと片付いた状態を保てます。

最近、お掃除ロボットなどの普及で床に物が散乱した状態を嫌う人が増えています。散らからない部屋にするためには普段から整理整頓の習慣をつけておくことが大事。モノを定位置に戻すだけでも部屋がモノで散乱することはなくなります。

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