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気の使い方次第で毎日がうまくまわりだす。61の具体例とは?

普段気遣いをしていない人は、いざという時、気遣いをできません。気遣いは勉強×体験。日常生活でも、「こんな人がいるんだ。今度真似しよう」という勉強はできます。書籍でもこの手のものを扱ったものは多く出版されているので、そこから実際に試してみることです。無意識のうちに気遣いができるよう、どんな気遣いがあるのかを知っておくことはプラスになるはず。この書籍では61の具体例でそれをサポートしていきます。

戻って、ドアを開けることができる。

「気遣い」には、①その場に居合わせた人ができること ②ひと手間かけてできることという2通りがあります。たとえば、オシャレなレストランではドアが重いことがあります。そのレストランから出て5歩ぐらい歩いたところで、知り合いのおばあさんに会いました。おばあさんも、そのレストランに行くとわかった時にどうするかです。「ドアのところにいたらあける」というのは「気遣い①」です。5歩戻ってドアをあけるのが「気遣い②」です。

本来であれば戻ってドアを開ける必要はありません。「こんにちは」と挨拶をして、すれ違うだけでもまったく問題ないのです。自分がドアを開けた時後ろから人がやってきたらドアを押さえて先に通してあげたりする人は多いでしょうが、5歩戻ってドアを開けてあげられるかで差がつきます。気遣いはみんながするレベルのものでは差がつきません。ここで5歩戻れるのが気遣いのできる人です。

僕が朝食&読書のために通っているカフェでは、入り口が2箇所あり開店時、奥の方のドアの鍵を開け忘れている時がごく稀にあります。そのドアから入ろうとした客が鍵が閉まっていては入れないのを見たら、次の客が来た時に入れるように鍵を開けといてあげるのが目に見えない気遣いかと思う。

「タクシーがつかまらない」は感じが悪い。

感じのいい運転手さんは、「お待たせしました」と言ってくれます。その人が待たせたわけでもないし、こちらが読んだわけでもありません。たまたま流しのタクシーに手を挙げて、それに乗っただけです。「お待たせしました」のひと言で、「いいタクシーに乗れた」と思えるのです。

急いでいる時は「なかなかタクシーが捕まらなかった」と言ってしまいがちですが、気遣いのない人はそのイライラを全然関係ないタクシーの運転手にぶつけてしまいます。気遣いのできない人はこういったところでも「やっと捕まえた」という冷たい表現をしてしまうのです。急いでいるなら事前に任意の場所にUberで車両を呼んでおけばいいだけの話。便利になった現代、流しのタクシーを延々と待つなんて非効率的だ。

「面白いサイトなので見てください」と言わない。

「面白いサイトがあるので見てください」と、サイトのURLを貼りつけたり、具体的な内容がわからないファイルを添付したメールが送られてくることが多いです。中身のわからない添付ファイルを開くと、ウイルスの感染する可能性があります。とにかく中身のわからない添付メールは開けないことです。

仕事上どうしても添付メールを送って相手に見て欲しい時もあるだろうが、添付メールは開かないのがスタンダード。URLについても同じで、クリックしたらどこに飛ばされるかわからない昨今、面白いサイトがあったからってURLを貼りつけて送ってくるのは配慮が足りない。用心深い人なら、出会い系サイトやアダルトサイトに飛ばされたりマルウェア感染を警戒して見ることはないだろう。それなのに、そういう人にかぎって、あとで必ず、「見ました?」とメールを送ってくる。迷惑極まりない。

身近な人に気遣いができる人が、みんなにできる。

男性の場合、奥さんに対して気遣いをする人は、誰にでも気遣いができます。奥さんは一番心が許せる人なので、ついあとまわしになりがちです。

小さいお子さんがいるお母さんは、育児が大変。仕事と家事の両立で大変な人もいれば、高齢で介護が必要な人を家族に持つ場合もあります。よく家事を年収に換算するとそこそこのサラリーマンと同じだけの年収となるぐらいの労働量だと言われることがあります。そういったパートナーへの配慮が足りないと育児、介護が終わったとも不満が鬱積してそのことでいつまでも愚痴られる羽目になります。

もたもたすることが、気遣いのなさになる。

講演で、「すみません、写真いいですか」と言われることがあります。今はもう全員スマホを持っているので、スマホで写真が撮れます。その時、「すみません、写真いいですか」と聞いてから、写真モードを立ち上げるのに時間がかかる人がいるのです。

写真を撮りたければ、事前にカメラモードを立ち上げておく。自撮りなら問題ないが、人に頼む場合はそうしておかないと機種によって操作がわからずまごまごすることも。

人に好かれる人がどのような気遣いを普段しているかがわかる書籍。一つ一つはそんなに難しいことではないのですぐにでも実践できそうだ。さりげない気遣いで人に好かれる体質になろう。

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