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変われる人|鮒谷周史

どうせなら自分の可能性を100%出して成功を掴み取りたいですよね。可能性に気づきブレイクスルーするほんの一握りの人の特徴とは?そんな特徴、共通点を洗い出します。

有能領域を磨き上げ、一点突破で道を切り開く

自分がどの能力に長け、どの能力に欠けているか、常に考えながらロールモデルを探してください。それを考えない限り、つい自分に欠けた能力を求めてしまいます。無能な領域ほど「せめて人並みくらいになりたい」と努力してしまうわけです。とくに自分の無能領域で強力なパワーを発揮している人が身近にいると、つい「あの人のようになりたい」と惹かれることがあります。論理的に、賢そうに、格好良くプレゼンテーションしている人などを見ると、無条件でその人の真似をしたくなります。しかし、そこには適性がなく、別の部分で力を発揮すべき人もいるのです。無能な領域を人並みの水準にするには、平均レベルのスキルを一流クラスにするよりもはるかに多くのエネルギーを必要とすることを忘れてはいけません。すべてを満遍なく磨こう、平均点を取ろうと努力しても、思うような成果をあげることはできないでしょう。理想の人生を生きるためにロールモデルをもつことは不可欠ですが、適性を知らず、憧れに引きずられることはたいへん危険です。そもそも先天的、あるいは後天的であっても早い段階でその能力を発現させてきた人を見て、その分野に適性のない人が後追いで同じことをしても、先行者以上の結果を出すことはできません。残念ながら、他者の強みが発揮される舞台で勝負をしているうちは、どんなに努力をしても勝利を収めることはできないのです。力士は土俵の上で相撲のルールに従って戦うからこそ、自らの強みを最大限に活かせるのであり、土俵の外で他の格闘家と戦ったら同じようにはいかないのと同じでしょう。だからこそ、ロールモデルから多くを学びながらも自分独自の「強み」を磨くことに注力し、それを発揮できる土俵をつくることが大切なのです。しかも現在のようにインターネットが発達した時代においては、組織の内外を問わず、強みをもつもの同士が容易につながることができます。つながったり、離れたりしながら、プロジェクトベースでバーチャルな組織を形成することもできるでしょう。これはすなわち、自分の強みだけを活かして弱みを消し去るインフラが整ってきたということに他なりません。

どの能力を伸ばすかが大事。人間劣っているところがあればそこの部分の才能を持っている人を羨ましいと思う気持ちに。残念だがそうした領域を伸ばそうとしてもさほど伸びずに平均点しか取れないといった事態に。どうせなら突き抜けた才能を開花させたいですよね。ならば自分が得意とする領域で勝負するのが良いでしょう。毎日が平凡でも続けられる人は僕のようにブログが向いていたりします。

効率化の対極にあるオタク発想

効率至上主義から生まれてくる発想と、効率を度外視したところから生まれてくる発想はまるで異なるからです。常識的な、効率主義の人からは、常識的な発想しか生まれません。そこにイノベーションが起こる余地はほとんどないでしょう。 真のイノベーションは、異質なオタク的存在からしか生まれないのです。得になるからやる、利益にならないことはやらない、という基準を超えた発想を持ち、オタク化した部分を大事にしていくことで、「有用の用」的なるものと「無用の用」的なるものとが融合し、今までにない革新が引き起こされるのでしょう。福岡氏の記事を読み、私も改めて「オタク化の道を進んでいこう」と決意しました。目先の利益を追いかけるのではなく、その逆のスタイルで人生を生きていこうと考えたわけです。決して効率化を否定しているわけではありません。効率化すべき部分を改善することはとても重要ですし、私自身、できるところは徹底的に効率化しようと心がけています。しかし、過度の合理化、過度の収益追求は、イノベーションを起こす余地をどんどん小さくしてしまうでしょう。だから私は、効率化で生まれた時間や資金の余剰を利用して、可能な限り「無用の用」に触れ、自らのオタク化を進めているのです。すぐにお金が儲かるわけでも、事業が拡大するわけでもありません。それどころか、今まで触れてきた「無用の用」が何に、どのように活かされるか、自分の中でも定かではありません。しかし、それでいいのです。自分の興味関心を突き詰めれば、自分の深いところで、思いもよらなかった結合・統合が起こるでしょう。ある時、まったく予想もしなかった結びつきが生まれ、それが新たな価値を生みだすかもしれません。

世の中便利で溢れているが不便益という言葉が象徴するように、不便だから生じる益もあるのだ。そんな効率化の対極にあるオタク発想を大切にしたい。

800人という多くのサンプルを分析し、変われる人のもつ性質を紹介。あなたが可能性に気づき殻をやぶるきっかけとなるかもしれない書籍です。

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