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人は「暗示」で9割動く! 「心理誘導」のルール57

本書はデキる人がこっそり使っている「心理誘導のルール」を豊富に紹介。会話の中でさりげなく「暗示」を使えば、「どんな人ともコミュニケーションがうまくいく」「分かってほしいことが一発で伝わる」「ますます頼られる存在になる」──こんな効果が表れます。あらゆる場面で人に好かれる「言葉遣い」「表情」「しぐさ」も紹介しているので、人間関係が円滑になり、毎日が充実していきます。ポジティブなコミュニケーション入門書の決定版です!

年配者に「お若いですね!」はNG?

たとえば、年配者に向かって、「いつまでもお若いですね」と話しかけるのは、間違いである。会話力のない人間は、平気でそんなことを口にするが、これが大間違いなのだ。なぜ、「お若い」と言ってはいけないのか。その理由は、年配者からすると、「もう若くない」とか「老けている」と宣告されているように感じてしまうからである。「いつもお若い」というのは、「若くない」ことを暗示している。

確かに誰が見ても若々しければ、その人にあえて「お若い」などとあらためていう必要がない。その人が若く見えるのは周知のことだからだ。実年齢は結構いってそうだが意外と若く見えるという時に「お若いですね」という言葉がつい口から出てしまう。それは言われた方にとっては年寄り扱いされているのと同様の結果となる。このような社交辞令にはムッとする人もいるので注意が必要だ。

上手いあいづち

ふだん私たちは、何げなくあいづちを打っているので、それがどれほど重大な効果を持っているのかを考えもしないものである。しかし、その持つ意味は非常に大きいので、決して軽視してはいけないのだ。相手の話が退屈であるとき、私たちは、気のないあいづちを打ってしまいがちであるが、退屈な話を聞かされているときにも、やはり肯定的なあいづちを打ってあげよう。自分には興味がないからといって、なげやりなあいづちを打っていたら、相手だって気分が悪い。しかもまた、気のないあいづちをしていると、自分では気づかないかもしれないが、あなたの姿を見ている相手の目には、あなたのホンネ(退屈や嫌悪)がはっきり見えてしまうものなのだ。せっかく話をしてあげているのに、そういう姿を見せられるのは、誰だって不愉快であろう。

つまらない話を長々と聞いているとついつい適当なあいづちになりがち。相手の話を聞く意思があるのなら、話が盛り上がってきたところで最高の笑顔とともにあいづちを打ってあげよう。逆に話をもう終えて欲しいというときにはわざと適当なあいづちを打つのも相手へのプレッシャーとなるので有効な場合も。相手との関係が悪くなってもいい場合には適当なあいづちもありかも。

サブリミナル・メッセージは短い方が効果的

「いいかい?落ちているゴミを拾うのは、工場をキレイにするという観点からも、社会人としての良識の点からも非常に大切なことなんだ。そもそもわが社の理念のひとつには‥‥」などと説教するより、「今度から、ゴミを見つけたら拾っとけよ」この一言でさらりとすませたほうがいい。サブリミナル・メッセージは、できるだけ短く提示したほうが効果的であるが、同じことは日常会話にも当てはまるように思えるのだ。結婚式などで長いスピーチを聞かされ、うんざりして経験が一度や二度はあると思うが、私たちは長ったらしい話を聞かせれるのは、非常に迷惑なのである。そういう迷惑を自分もかけないようにしたい。「話は短く、さっとまとめること」この原理を守るだけでも、あなたの話力は随分アップするはずである。舌足らずになっては当然困るのだが、言わなくてもいいことまで念を押したりする必要は全然ないのである。

読書を習慣として持つ人は人に披露したい知識が積み重なって情報洪水になることが多々ある。自分ではセーブしようと思っていても、自分の詳しい領域、知っている話題などになると無意識のうちにスイッチが入ってしまい持っている知識をアピールしたくなる衝動にかられる。同じく読書を趣味として持つ人の場合好意的に受け止めてもらえる場合が多いが、そうでない場合煙たがられることも。言いたいことは簡潔に鋭くが基本。

読者を誤解させるような思考誘導には要注意

新聞でも、書籍でも、一連の情報をうまく並べて、読者を誤解させるように誘導してあることが少なくない。たとえば、「中国では、半日意識が高まっている。韓国もそうである。日本はアジア中の、世界の嫌われ者なのだ」という文章があったりする。本当のところ、中国と韓国以外の国では、日本は世界中で好かれている国であるのが実情であり、2006年2月に英国BBCと米国メリーランド大学が共同で行った世界33カ国、3万人を対象にして行われた調査でも、「世界に最も良い影響を与えている国」としてナンバーワンに選ばれたのは、わが国日本である。マスコミが言うように、日本は嫌われ国家などでは全然ないのである。

報道は常に偏らないように心がけるべきだ。つい最近もビットコインでひと財産築いた人たちにインタビューしてその豪遊っぷりが報道されていたが三日も経たないうちにビットコインは急落30〜40%も値崩れした。報道は偏重したものにならないよう、この場合ビットコイン市場は現在投機色が強いといったことも同時に報道しなければならないのではないかと疑問に思うことも。くれぐれも世に溢れる思考誘導には注意してほしい。

人は暗示によって動かされることが多いことを知り、それを駆使して行われる詐欺などに引っかからないようにするために心理誘導のテクニックを学ぶのは良いだろう。くれぐれも悪用しないようにww

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