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なぜ一流の男は腹が出ていないのか?腹のたるみで損してる!?

実は男性の脂肪は落ちやすい。男性の体には「内臓脂肪」がつきやすいという特徴があり、この内臓脂肪は血中に溶け出しやすいという性質があるからだ。血中に溶け出した内臓脂肪は、「基礎代謝」を高めることで比較的かんたんに落とすことができる。基礎代謝を高めるためには、食物繊維を多く取って内臓のぜん動運動を活発にしたり、高たんぱくな肉や魚を食べて筋肉量を増やせばよい。また、脂肪は血糖値が激しく上下することでつくられやすくなる。つまり、血糖値が上がりにくい食生活を心がければ脂肪が生成されにくくなるということだ。しかし、主食である米、パン、麺類を一切食べない「糖質制限」はストレスがたまり、続かない。そこで本書は、「食べる順番」を工夫して血糖値の上昇を防ぎ、腹を凹ませる方法を解説。この方法なら食事の量や種類に制限をかける必要がないため、接待などで飲む機会の多いビジネスパーソンでもストレスなく実践できる。居酒屋でのメニューの選び方、家庭での食事の注意事項、通勤時間を筋トレタイムに変える方法についても解説。「肉を食べると太るはウソ」「接待漬けでも痩せられる」など、頼もしい言葉が満載! マイナス25kgのダイエットに成功した著者が編み出した「意思が弱くても継続できる方法」を公開した、まさに「中年男性専用」のダイエット本!

腹の脂肪と自信のなさは、スーツでは隠せない。

「スーツを着れば、ちょっとくらいのメタボなら隠せる」と安心している男性は多い。確かに最近のスーツはウエストがシェイプされているものが多く、パッと見、スリムに見えるように工夫されている。しかし、この魔法は、椅子に座ったとたんあっという間に解けてしまう。あなたも本当はわかっているはずだ。立っているときは見立たない腹の脂肪も、座るとベルトの上に乗っかってくることを。机に隠れて見えていないと思ったら大間違いだ。両隣の人からは見られているかもしれない。面接など、机がなく、椅子だけというシュチュエーションもビジネスシーンでは多々見られる。「別の見られてもいいじゃないか!」という読者もいることだろう。しかし、「人に見られているかも」「太っていると思われているかも」というコンプレックスは、自信を失わせることにつながる。

一流のビジネスマンは仕事で成果をあげる→自信がつく→さらに成績が上がるというサイクルを繰り返し行うことで出世していく。太っているという些細なコンプレックスがあなたの成果に影響を及ぼしているとしたらどうだろう。やはりお腹の脂肪はないに越したことはないのでは?

内臓に運動させれば腹は凹みはじめる。

内臓脂肪は胃腸のぜん動運動などで消費されやすい。じつは、食べたものを消化するために使われるエネルギーは1日の消費カロリーのうち10%を占める。これは無視できない数値だ。このため胃腸の働きを活性化することにより、内臓脂肪はさらに燃焼しやすくなるのである。内臓の活動を活発にする方法は、とても簡単だ。後ほど詳しく解説するが、食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含む「野菜・海藻・キノコ」や「納豆・キムチ」などを積極的に食べればいいのだ。腹を凹ませるためには、自分で汗をかく前に、内臓に汗をかかせるということを、覚えておいていただきたい。

男性だと好きな食べ物は揚げ物という人も多いのではないだろうか。ビールのおつまみとして好んで食べられる揚げ物だがここは控えて、ダイエットとの相性が良い枝豆にスイッチするだけで脂肪を減らすことにつながる。居酒屋に行ったら、まずビールとともに枝豆を頼む習慣をつけると良いだろう。過去には食生活において独身の男性はどうしても不利になりがちだったが、最近ではスーパーの惣菜コーナーやコンビニでも「おから和え」「煮豆」「ひじきの煮物」などの家庭の味を販売しているところも多い。さらには冷凍食品もかなり進化しているので、ぜひ独身男性の方はスーパーやコンビニの冷凍食品売り場を見て見てほしい。そこにはお酒のおつまみとして最適な冷凍食品も多数ラインナップされているので家呑みも楽しくなることだろう。

お酒を飲む機会が多いビジネスマンですが、飲み会の前に摂取しておくと良い食品があります。「チーズ」「ヨーグルト」「ゆで卵」「おでん(こんにゃく・大根・卵など)」「干し芋」「大豆バー」「ナッツ(ノンフライ)」「ドライフルーツ」などこれらを呑み変え前にコンビニなどで買って食べておくことでその後の飲み会による飲食で食べすぎない、脂肪を溜め込まないことにつながります。

飲み会が始まったらおつまみとして何を注文するかも重要。つまみの定番「焼き鳥」では「ささみ」「砂肝」「ナンコツ」「レバー」などは太りにくく、「皮」「手羽」などは避けた方が良い。また、「ハツ」「レバー」「ミノ」などのホルモンは、低カロリーでタンパク質を多く含み、さらには糖質の分解を促進するビタミンBなども多いため「痩せる肉」と言えるだろう。ただしホルモンはプリン体を多く含むため、痛風の傾向がある人は食べると悪化する可能性が。

激しい運動や食事制限はハードルが高い。普段食べているものを、ダイエットに適した食材に置き換えるための知識があれば、比較的楽にダイエットを成功させることができる。食事を我慢せずに無理なく痩せられる体を作りましょう。

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