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「人間は自分が考えているような人間になる」人間開発の神様の言葉

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全米トップの自己開発オーディオ・プログラム会社、ナイチンゲール・コナント社の創立者である。ナイチンゲール博士の手で作り上げられたオーディオ・プログラムがどれだけの人の人生をポジティブに変えてきたか。「思考をうまく操れる(マネジメントできる)ようになりさえすれば、あなたに不可能がなくなるのである」というメッセージを多くの人に届ける書籍。

波風ひとつない海面から飛行機は飛び立てない

話し方の種類は二つ、下品か上品かである。言葉の違いは、一目瞭然でわかるものである。確かに、ごく例外的な人物を除いて、誰でもきれいな服を着て、高級車に乗ることはできる。しかし、この一見裕福そうな人物が、車から降りて「ドアマンの野郎はどこにおっ立っているんだい?」という質問をしたとたんいっぺんに化けの皮がはがれてしまうのである。

下品な言葉づかいは、口臭のようなもので知らず知らずのうちに相手に不快感を与えるもの。下品な言葉はアメリカでは上流階級にふさわしくなく使うことによって楽園追放の処分が待ち受ける。一般市民の僕にはそういったパーティーやなんかは縁がないので意識したことがないが、ビジネスなどで成功し、上流階級の席に呼ばれる、または自分から参加するさえには身なりだけでなく言葉や立ち居振る舞いなどもチェックされるのだなと…なんだか窮屈な世界でそれをよしとしコミュニティーのルールを形成することで、そぐわない人間をひとつのルールを守らなかったことにより排除する連中も似た者同士(下品である)と思う。コミュニティーのルールから外れた行動をとる人がいたら、他の人がいないところで優しく具体的に注意するのが上品かと思う。嫌味を言ったりするのは論外。

貧富の差はどうしてつくのか

報酬は、奉仕に正比例するものであるということをつねに頭に入れておくことにしよう。あなたがより多くの人に奉仕できる手段ーー合理的で、しっかりとした、健全な手段ーーを見つけ出せば、報酬も増加していくのである。

報酬が奉仕に正比例するとすれば、僕のやってるブログは実に生産性が低い。時給に換算すると100円以下。作業所(ググったら時給50円〜250円ぐらい)で働いているのとなんら変わらないが、統合失調症という病を抱えているのだからしょうがないと割り切るべきなのか。それとも発作が起きること覚悟で健常者と同じ職場で働くことを選ぶか?そうすると人間関係という新たなハードルが行く手を阻む。「行動はペンよりも雄弁である」という言葉が示すように始めたブログやコミュニティーサイトへの投稿。生活のリズムができ良い方向に向かっているように感じるが、報酬は奉仕に正比例するという法則に従うと僕の奉仕は時給100円以下ということになる。

人々には、ニーズがあり欲求がある。人々が欲しがっているものを提供できれば、報酬もそれに伴って上がっていく。アフィリエイトなどで売れそうな物を紹介して利益を上げている人もいるが、必ずしも自分の紹介したい物が売れるとは限らないのでそのギャップに苦しむ。Amazonアソシエイトでも本以外が売れたことはほとんど無い。

願望実現システムの驚異的威力

他人のやっていることはよく見える。それは、冷静に判断できるからだ。ところが、こと自分が願望や目標を立てるとなると、石橋を叩くような態度になり、目先のことしか目が行かなくなってしまう。現状維持型の人間には、特にこの傾向が顕著である。

人間は一度職に就てしまうと、その仕事がどんなに向いてなくても、現状維持型になってしまうことが多い。それを考えると大学を中退し、就職し、転職し、退職した僕はかなりレアな存在なのかもしれ無い。仕事をしていた時、時間を見つけ、店舗運営に役立ちそうな本を読んでいたのが、今の読書習慣に結びついているので、1日1時間でも有益なことに時間を割いていたなら失業は怖く無い。かえって新しい人生を切り拓くチャンスになるというのは身をもって実感している。

読書は、目を悪くするどころか、目を開いてくれるものであり、特に目のすぐ後ろの脳にとっては格別に良い栄養となるものである。

読書で知識を蓄えていくと、考えることが多くなる。それこそが脳力の最大の武器であるにもかかわらず、考えることの意味をきちんと評価しないという残念な世の中を著者は憂いている。

無知は失敗の言い訳にはならない

それまで有益なアドヴァイスに本気で耳を傾けようとしてこなかった人間は、これから先も同じような障害に何度も直面するだろう。思い切って新しいことをするには、それなりの、自己開発が必要なのである。

僕もこの有益なアドバイスに耳を傾けない人間の一人かもしれない。他人の言うことより先ず自分がどうかということを考えるからだ。それにアドバイスが有益かどうかは人と時代にもよる。「毎月コツコツ銀行に3000円ずつ積み立てるといいよ」と言うアドバイスは金利が低く推移している今では少し時代錯誤だ。かといって株やFX、投資信託なども金融機関が儲けるだけなのであまりおすすめできない。ファンドラップなんてのも出ているが、証券会社が自由に取引できるということはポートフォリオを見直すたびに手数料が証券会社に入る都合のいいシステムだ(一部の高額運用者の運用は引き揚げられると困るので必死で運用するだろうが)。現代の世界で生き抜くには、あるいは良い暮らしをするには世の中に氾濫するモノや情報の中から大切なモノを選択できるかどうかにかかっている。

最後にナポレオン・ヒル・プログラムの紹介が載っていたが、ググったら結構な値段(200万円前後)がかかる。高額なセミナーやプログラムを受ける際注意しなければならないのは自分が〝行動体質〟かということ、僕は有益なアドバイスを受けてもなかなか行動に移せないタイプの人間なので、ここは本を読むだけでも十分と感じた。

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