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「7つの習慣 人格主義の回復」を繰り返し読んでみたがなかなか習慣は身につかない

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お馴染み海外ビジネス書のベストセラーの完訳版。ビジネスマンでもリーダーでもないけど何か得るものはないかと読んでみた。

パラダイムシフト

自分のパラダイム(平たく言えば物事の「見方」であり、物事をどう認識し、理解し、解釈しているか)を見つめ、現実に擦り合わせ、他人の意見に耳を傾け、その人のパラダイムを受け入れる。パラダイムシフトとはその時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。国家統治を例にとると、絶対君主制、王権神授説から立憲民主主義国家への変遷を言う。

パラダイムシフトがプラスに働こうがマイナスに働こうが、あるいは一瞬にして起ろうが徐々に進行していこうが、一つのものの見方から別の見方に移行することは大きな変化を生む。正しくても間違っていても、私たちのパラダイムが態度と行動を決め、ひいては人間関係のあり方にも影響するのである。

読了後も繰り返し読むことで7つの習慣を身につける。段階的な構成になっていて各習慣の章の最後に応用方法のアイディアが用意されておりそれぞれの習慣が理解できたら、集中的に練習し身につけることができる。7つの習慣とは以下のとうり。

第1の習慣 主体的である

第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

第3の習慣 最優先事項を優先する

第4の習慣 Win-Winを考える

第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される

第6の習慣 シナジーを作り出す

第7の習慣 刃を研ぐ

当たり前のことだが気づかされることがあったのは第7の習慣:刃を研ぐのこの一節。

「運動の効果のほとんどは最後にこそくるんだよ、スティーブン。私は筋肉を強化しようとしているのだから、筋肉繊維が破れて、神経がその痛みを感知するまで続けなくちゃいけない。そこまでやれば、肉体は自然と過剰反応して、その繊維は四八時間以内に以前より強くなるんだ」と彼は答えた。

これと同じ原則が、忍耐など情緒的な筋肉にも作用している。自分のそれまでの限界を超えるまで我慢し続けると、精神の筋肉繊維が破れ、自然と過補償され、次にそれと同じ負荷がかかっても耐えられるようになる。精神力が強くなるのである。

一度経験した苦しみは次にまたやって来た時、いくらか痛みを感じなくなる。これを繰り返せば、精神も鍛えられる。しかし、分かってはいるが何度も同じ障害につまずいてしまうことがある。それが病気なのかも知れないが、徐々に回復してばいいかと割り切ることにしている。

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